“日本の屋根”の異名を持つ長野県。その理由は、奥穂高岳、槍ヶ岳はじめ3000m級の山々10以上に囲まれた地形によります。北アルプス、中央アルプス、南アルプスに囲まれており、その裾野に広がる平地に市街地が開発されています。長野県は長野を中心とする「北信」、佐久を中心とする「東信」、松本を中心とする「中信」と、上伊那を中心とする「南信」に大別されます。4つの地域はそれぞれ気候も文化も方言も異なっています。長野の賃貸物件は大半が人口の多い長野市と、松本市に多くあります。単身者や学生向けアパートから1DKタイプのマンション、カップル向け2LDKやファミリー向け3LDK以上まで、さまざまな物件を見ることができます。長野は長野新幹線で東京から100分程度、また松本は特急で新宿から約3時間というアクセスの良さで、他県からの移住者にも人気が高い街です。次いで飯田市、塩尻市にも物件は豊富です。4つの地域の中でも、長野や松本は降雪量が多く、一軒家の場合には除雪作業が必要になるためか、他県から来る人にはマンションが人気のようです。南信地方は、寒さこそ厳しいですが積雪はあまりありません。長野は善光寺、松本は松本城とそれぞれ国宝を持ち、ビーナスラインをドライブすれば志賀高原や蓼科、美ヶ原、白樺湖などを巡ることができる観光立県でもあります。リンゴに代表される果物や、戸隠の蕎麦などの味覚も充実。退職後の移住を考える世代にも人気が高いのがうなずけます。【長野県】人口:約210万人 県庁所在地:長野市 隣接都道府県:新潟県、群馬県、埼玉県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、富山県